第 9章実行時設定

目次
設定ファイル
設定を変更するには

設定ファイル

設定ファイル (PHP 3 では php3.ini 、 PHP 4 以降では php.ini ) は PHP の起動時に 読み込まれます。 PHP のサーバモジュール版では、Web サーバの起動時に 一度だけ読み込まれます。 CGI 版と CLI 版では、スクリプトが呼び出される度に読み込まれます。

php.ini のデフォルトの場所は、コンパイル時のオプションにより決定されます ( FAQ のエントリを参照)。 しかし、 CGI 版および CLI 版の場合、コマンドラインスイッチ -c により、読み込む設定ファイルを変更することができます。 コマンドラインからの PHP の使用 に関する章を参照してください。環境変数 PHPRC を使用して、 php.ini を探すパスを追加することもできます。 php.ini を探す場所は、次の場所 (順番に) です。

php-SAPI.ini (ここで SAPI は使用する SAPI 名。 たとえば php-cli.ini php-apache.ini ) が存在する場合、 php.ini の代わりに使用されます。 SAPI 名は php_sapi_name() によって決定されます。

注意: Apache web サーバは、スタート時にディレクトリをルート に変更するので、ファイルシステムのルートに php.ini が存在する場合、PHP はそれを読もうとします。

拡張モジュールに対する php.ini ディレクティブは、 各拡張モジュールのドキュメントで解説されています。 コア ディレクティブ (PHP 本体に対するディレクティブ)のリストは付録にまとめられてます。 ただし、(更新の都合上)すべての PHP ディレクティブが 本マニュアル中で解説されている訳ではありません。 使っているバージョンの PHP で指定可能なすべてのディレクティブについては、 php.ini ファイル内に詳細なコメントが記されていますので、参照してください。 もしくは、CVS から入手可能な 最新の php.ini も有用でしょう。

例 9-1. php.ini の例

; 引用符をつけないセミコロン(;)の後のテキストは、すべて無視されます [php] ; セクションマーカ (角括弧の中のテキスト) は無視されます ; 論理値は、次のいずれかで指定します ;    true, on, yes ; または false, off, no, none register_globals = off magic_quotes_gpc = yes  ; 文字列を二重引用符で括ることも可能です include_path = ".:/usr/local/lib/php"  ; バックスラッシュは他の文字と同様に処理されます include_path = ".;c:\php\lib"

PHP 5.1.0 以降、ini ファイル内で既存の ini 変数を参照することが可能です。 例: open_basedir = ${open_basedir} ":/new/dir" .